2012-01-09 13:10:00| 分类： s.h.figuarts | 标签： |举报 |字号大中小 订阅
仮面ライダー龍騎
「S.H.フィギュアーツ」第68弾は「仮面ライダー龍騎」より、“仮面ライダー龍騎”が登場。
S.H.フィギュアーツシリーズに平成仮面ライダーシリーズ3作目「仮面ライダー龍騎」勢が参戦。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー龍騎シリーズ第1弾は当然、主役ライダーである『仮面ライダー龍騎』を立体化。
更に今回は、同スケールのミラーモンスター『ドラグレッダー』とのセットという驚きの内容となっています。
龍騎本体はスタイルと可動の両立恒例のシリーズコンセプトを追求した作りになっており
元のデザインを上手くS.H.フィギュアーツスタイルにまとめています。 股関節と太股の段差がちょっと気になるかな。
頭部バイザーにはクリアパーツを使用し、バイザー内のCアイを質感＆存在感満点のクリアパーツで再現。
このサイズでバイザー内のCアイにクリアパーツを使ってくるとは恐るべし。 バイザー部の細かい塗り分けも綺麗に仕上がっています。
今回もう一つの驚きは、バックル部カードデッキの造形。 なんとカードデッキ表面のディテールは単なる塗装（プリント）ではなく
劇中同様の立体的なモールドにて再現されています。 何このやり過ぎ感満載の気合の入りっぷりは。
ここまできたら当然カードデッキとバックルは別パーツになっており、取り外しが可能。
S.I.C.版では若干外れやすかったのですが、今回は保持も問題無く、手にとって弄っていても一切外れる事はありませんでした。
足首には今や珍しいダイキャストパーツを使用。 関節構造的にはいつもの多重間接を使用した作りですが
足首自体の造形がより自然なスタイルになっており、足首の多重間接が目立たず、スーツ感がいつもよりも高まっています。
この作りならスーツ感を重視する戦隊物や昭和ライダー勢にも使えるのではないのでしょうか。
ちなみに、足の裏には龍騎専用のソールディテールまで入っているという力の入れ様。
今後がちゃんと続くのか、逆に心配になってしまう位の作り込みです。
唯一気になった部分としては武装を取り付ける為の肩と腕のハードポイントパーツが外れやすい点。
シールド等の武装を装備する場合、ハードポイントパーツとの差し替えで取り付けるのですが
ピンが短い為か、動かしている最中に引っかけたりすると、ちょくちょく外れてしまいます。
パーツの保持自体はそれほど悪くはないのですが。
仮面ライダー龍騎可動箇所＆各部ギミック
首：3重（2連ボールジョイント＆ボールジョイント） 胸：ボールジョイント。 腰：ボールジョイント。
肩：2重（ボールジョイント＆横スイング） 上腕：横ロール。 肘：2重スイング。
前腕：横ロール。 手首：球体ジョイント（腕側基部：横ロール＆中間部：スイング：手側基部：ボールジョイント）
太股：2重（縦ロール＆横スイング） 太股：横ロール。 膝：2重スイング。
足首：3重（横ロール＆前後スイング＆横スイング） つま先：上下スイング。
バックル部カードデッキ：取り外し可能。
ドラグバイザーは差し替え無しで上部カバーが開閉。
グリップ部も独立して可動するので、手首の可動もある程度使えます。
ドラグレッダー
龍騎の契約モンスターである『ドラグレッダー』が、龍騎と同スケールのアクションフィギュアとして立体化。
装着変身シリーズではR&Mのドラグレッダーフィギュアが使い回されていましたが
今回はS.H.フィギュアーツ 龍騎に合わせ完全新規作り起こし。 S.H.フィギュアーツ ドラグレッダーの誕生です。
S.H.フィギュアーツスケールなだけあって、各部のボリュームはかなりもの。 各部バランスも劇中イメージ通りの仕上がりです。
各ディテールも非常に細かく、頭部周りの立体的な造形から胴体側面の特徴的なモールドまで、細部にわたり作り込まれています。
本体カラーはメタリックカラーを主体に再現。 黒い部分はつや消しの黒が使用されており、質感の差も演出されています。
気をつけたいのが、髭。 本体同様プラパーツ製で細くシャープな作りなので、取り付扱い及び収納時には少々気を使います。
ドラグレッダー可動箇所＆各部ギミック
体は各節毎にボールジョイントで可動。
下顎：開閉。
腕基部：3重（胴体側：ロール＆中間部：スイング＆腕側：ロール） 手：3重（腕側：ロール＆中間部：スイング：手側：ロール）
腹部パーツ取り外して、龍騎のドラグシールドとして使用可能。
尾パーツは取り外して、龍騎のドラグセイバーとして使用可能。
付属品＆各ギミック
オプションハンド×7種（握り手、平手×2種、持ち手×2種、カード用右持ち手、ドラグバイザー用左持ち手）
ドラグバイザー、ドラグセイバー、ドラグクロー、ドラグシールド×2、ドラグシールド用ジョイント×2
アドベントカード×5種、専用魂STAGE×一式（画像省略）
龍騎本体と同スケールのアドベントカードが付属。
絵柄はソードベント、ストライクベント、ガードベント、アドベント、ファイナルベントの5枚。
プラパーツ製で両面の柄が印刷されています。 とにかく薄い。ディケイド勢が見たら腰抜かします。
カード用の持ち手も付属しているので、薄いカードをしっかりと保持が可能。
カードを実際にドラグバイザーにベントインすることも可能。 奥まで押し込むと取り外しが面倒ですが。
ドラグクローはドラグレッダーの頭部とは別に用意されており、本体に合わせた小さめのサイズになっています。
装備時には手首パーツとの差し替えで腕に固定。 下顎部が開閉します。
ドラグセイバーとドラグシールドはドラグレッダー本体パーツと共通。
ドラグシールドの装着は肩のハードポイントパーツとの差し替え、もしくは手持ち用ジョイントを使用しての装備となります。
左腕のドラグバイザーは取り外しが可能。 前腕部ハードポイントパーツとの差し替えで腕に固定しています。
ドラグレッダーや龍騎のアクションをサポートする専用の魂STAGEが付属。 台座には龍騎の紋章が印刷されています。
支柱パーツはドラグレッダーを支える為に3本付属しており、大きな体をしっかりと保持できます。
S.H.フィギュアーツ最大のボリュームを引っ提げて仮面ライダー龍騎シリーズスタート。
時期的にfigm仮面ライダードラゴンナイトシリーズをどうしても意識してしまいますが、そこら辺はバンダイも百も承知のハズ。
これが"後出しジャンケン"だ!!
上でアーツ最大のボリュームと書きましたが、フィギュア自体の出来もアーツ最高傑作と言ってよい出来です。
可動は勿論、素材、ギミック共に我々ユーザーが望む物が全て詰まっています。
最近では珍しくなったダイキャスト製の足首間接も、非ダイキャストのスタイル優先型足首間接並のスタイルの良さで
今回のは正にいいとこ取りのハイブリットタイプ。 その他、バイザーの奥のCアイにクリアパーツを使用したり
バックルのカードデッキを別パーツにして装填ギミックを再現したりと、このサイズとしては異常な盛り込みっぷりです。
そしてこの付属品。 驚きのドラグレッター標準付属ときました。
更にドラグレッター用の専用台座まで用意されており、正に至れり尽くせりな内容。
勿論単なるオマケ(ハリボテ)ではなく、ドラグレッター側も造形とギミックがしっかりと詰め込まれており
龍騎と合わせて劇中のアクションをフルに堪能することが出来ます。 アーツの底力を見せつけられた感じ。
この内容で定価4千円以下本体への気合いの入りっぷりはともかく
ボリュームと価格という面では、どう考えても"いつものバンダイ"ではあり得ないようなサービスっぷりです。
てっきり装着変身シリーズの様にミラーモンスターは別売りになるものとばかり。
この異常な充実っぷり、figmシリーズへの対抗心を勘ぐるな という方が無理あります。
勿論ユーザー側とすれば大変喜ばしいことなのですが、できればこの気合いをこういう時だけではなく、いつも平均的に見せてもらいたいものです。
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