2013年09月25日~2013年11月13日の期間、「魂ウェブ商店」にて販売された受注生産品。
特撮テレビドラマ作品『仮面ライダーカブト』より、「仮面ライダーザビー」をS.I.C.で立体化。
パッケージはS.I.C.限定アイテムお馴染みのクローズボックスタイプですが、彩色はシリーズの限定品としては珍しいフルカラー仕様です。
説明書も仮面ライダーザビーに合わせて、新規に作り起こされています。
S.I.C. 仮面ライダーカブトシリーズ第1弾の「S.I.C. 仮面ライダーカブト」の可動素体をベースに
ザビー専用外装パーツの新規造形とボディカラーの変更にて、仮面ライダーザビーをS.I.C.化。
新規造形パーツは頭部、胸部アーマー、大型肩アーマー、腕側肩アーマー、ゼクトバックル、ライダーブレス、ザビーゼクターです。
スズメバチをモチーフにした仮面ライダーザビーのデザインに、安藤賢司氏独自のS.I.C.アレンジが加えられています。
マスクドライダーシステムとメカニカルなアレンジの相性は抜群。 過去のカブトやガタック等とのアレンジの統一もしっかりと図られています。
手堅く纏まったクセの少ないアレンジで、若干面白味には欠けますが、デザイン自体は文句なしにカッチョイイです。
ちなみに前作のホッパーシリーズでは、頭部のエッジが少々ダルかったのが目に付きましたが、今作はどこもエッジが立っています。
頭部のコンパウンドアイ(複眼)にはクリアパーツを使用し、内部のモールドパターンを2重構造で再現。
大型肩アーマーにもクリアパーツを使用し、蜂の羽を思わせるオリジナルディテールをクリアパーツで表現しています。
ベルトのゼクトバックルは新規造形にて再現。 ゼクトルーパーやホッパーシリーズの物とは異なります。
脚側面のプレートはカブト達と共通のダイキャストパーツを使用。
本体の構造は「S.I.C. 仮面ライダーカブト」と共通です。 可動箇所及び共通ギミック等はカブトのページを参考にしてください。
付属品&各ギミック
オプションハンド×5種(右手×4、左手×3)、交換用ザビーゼクター、ライダースティング用エフェクトパーツ
ハンドパーツは握り手、平手、右持ち手、右銃用持ち手、表情付き左平手の計5種類付属。
従来のカブトシリーズ共通のハンドパーツセットに加え、今回新たに念願の表情付き平手が付属しています。
ただ残念ながら左手のみです。
ザビーゼクターはライダーフォーム用のキャストオフ形態の他に
マスクドフォーム時の未変形タイプも付属しています。 未変形タイプもライダーブレスに装着可能です。
未変形タイプはモチーフとなるスズメバチのフォルムを、より意識したデザインにアレンジされています。 昆虫感がグッとアップしています。
羽は可動式で↑右画像の位置まで起こすことが出来ます。
ライダーブレスの固定ピンはストレートタイプなので、ゼクターを回転させることも可能です。
ザビーの必殺技「ライダースティング」をイメージした技エフェクトパーツも付属。
エフェクトとザビーゼクターは一体パーツなので、装着時は通常時のザビーゼクターと差し替えます。
技エフェクトは、クリアパーツ+グラデーション塗装にてエネルギーを纏った状態を表現しています。
S.I.C.仮面ライダーカブトシリーズが魂ウェブ商店で再始動。
ベースとなるカブトシリーズ共通の可動素体は、4年も前の作品ですが
その頃から既に自由度の高い可動性能や、軟質素材を使用しての股間接のディテール表現といった
現行のシリーズも主流となっている新要素が取り入れられていたので
今現在の最新可動素体と見比べても、造形、可動性能共になんら見劣りしません。
肝心のS.I.C.アレンジとザビーとの相性も抜群。
基本的なアレンジの方向性はいつも通りといった感じで、手堅く纏められており
カブト系ライダーの持つデザイン性を、クセの無いストレートなアレンジで堪能できます。
以前まではこれにプラスして、S.I.C.的なクセのあるアレンジも見てみたかった ぼやくところですが
今回は肩アーマーの一部をクリアパーツで表現するというアレンジにグッと来ました。
モチーフとなる昆虫の記号を、カブト系ライダーのメカディテール&デザイン性を崩すこと無く盛り込んでおり
元のパワードスーツ感を更に強調しながらも、昆虫ライダーとしての存在感も増しています。
何気ない部分かもしれませんが、これだけでもS.I.C.的な味が濃くなっていると思います。
オプション面に関しては、ザビーは基本的に肉弾戦を主としたキャラクターなので、どうしても少なくなってしまいます。
しかし現行S.I.C.シリーズで主流となりつつある、技エフェクトパーツが用意されたことで一気に華が増しています。
かなり派手なエフェクトパーツなので、これ1つでもアクションが映えます。
更に今回は、念願の表情付き平手パーツが追加されたので、アクションの表情がより豊かなっています。
残りのドレイクやサソードの商品化の際には、右手側の表情付き平手にも期待したいです。
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